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NAV Cセットアップ時の注意点


FLYMASTER NAV Cをセットアップ時にいただいたご質問などを踏まえ、注意点をお知らせいたします。

->アンテナは付属していません
現在弊社で取り扱っているNAV C及びLIVE CはFLARMなしモデルとなりますので、掲載している写真のようなアンテナは付属しておりません。

->NAV Cは設定時、事前にFLYMASTERアカウントを取得したり、アクティベーションをする必要はありません
取扱説明書14ページには、NAV Cにも「まだお持ちでない場合は、フライマスタークラウドのアカウントを作成してください。」や「以下のリンクにアクセスし、アクティベーション・コードを使用してください。」との記載がなされていますが、NAV Cには必要ございません。LIVE Cと共通ページのため誤解を与えてしまい申し訳ございませんが、記載はLIVE C向けのものです。

->Flymaster Instrument Manager をインストールしてください
以下のURLからソフトをダウンロードしてお使いのPCにインストールしてください。
Flymaster Instrument Manager のダウンロード

->反射型液晶のため、暗い場所では暗く見えます
NAV C及びLIVE Cのカラー液晶は「反射型液晶」を採用しています。反射型とは外部の光を反射して見えるようにする液晶のことです。従って反射する光が少ない(すなわち暗い)場所などで見ると暗く見えますが、異常ではありません。

よろしくお願いいたします。


TRACKER4GのファームウェアVer.UpはF.I.Mを使用してください


LiveTrack用デバイスであるTRACKER4Gですが、ファームウェアバージョンアップを行う場合はオペレーション用アプリケーションである
「Flymaster Instrument Manager 」を使用してください。「Designer」を使用してファームウェアアップデートを行うと、不具合が出る恐れがございます。こちらの情報は、まだ製品マニュアルに反映されていませんのでご注意ください。

※現在リリースされているMシリーズ、Cシリーズに加えLSシリーズもF.I.Mでオペレーションするようになっています。今後はF.I.Mに統合されていくものと思われます。

Flymaster Instrument Managerのダウンロードはこちら


FLYMASTER GPS MにWaypointを登録する方法について


FLYMASTERのGPS MにWaypointを登録する方法について解説いたします。
※取説ではわかりにくい点もございましたので、改めてこちらで手順も併せてご説明いたします

GPS MにWaypointを登録する

GPS Mは、SDカードに保存されたWaypointファイルからWaypointを生成します。従って、GPS MにWaypointを登録するには、予めGPS Mに挿入されているSDカードのルートディレクトリにWaypointファイルをコピーする必要があります。
ただし、このWaypointファイルはジオフォーマットである必要があります。一般的に出回っているCompeGPS形式やGPX形式などでは読込できませんのでご注意ください。
ジオフォーマットのWaypointファイルがない場合は、事前に用意する必要があります。

ジオフォーマットに変換する

GPSDumpで、現在お持ちのWaypopintファイルを開きます。



全てのWaypointoを選択し、ファイルメニューの Save wpts. As... を選択します。



ファイルの種類をプルダウンし、Geographical files (*.wpt) を選び、ファイル名を付けて保存します。


GPS Mにファイルを登録する

ジオフォーマットに変換したWaypopintファイルをGPS Mに登録します。
USB CケーブルでGPS MとPCを接続し、USBストレージとして認識したドライブのルートディレクトリ上に、ジオフォーマットのWaypopintファイルをコピーしてください。


GPS M側でWaypointをImportする


GPS Mの右下のボタンを押してメニューを表示させます。
表示されたメニューの一番上の左側にあるアイコンを選択してエンターキー(下中央にある上下左右矢印キーのさらに中央の丸いボタン)を押します。



メニューが表示されるので、矢印キーを押して Import from file を選び、エンターキーを押します。



先ほど登録したジオフォーマットのWaypopintファイル名が表示されますので、それを選択してエンターキーを押します。



Imported **(**は数字)と表示されたら、読込が完了しているので、エンターキーを押します。



以上で、GPS MにWaypointを登録することができました。
これ以後のルート設定等は、これまでのFLYMASTER SDシリーズと手順は同じです。



IGCファイルの生成


ついでと言っては何ですが、フライトログの生成についても解説します。
GPS Mは、SDシリーズなどと違ってGPSDumpなどでログを取得できません。代わりに、フライトログリストの中からファイルとして欲しいフライトをIGCファイルとして生成してSDカードに保存、それをPCなどにコピーする手順となります。


IGCファイルを生成する


メニューを表示させ、Flight Logのアイコンを選択してエンターキーを押します。



表示されるフライトリストから、取得したいフライトを選択してエンターキーを押します。
(画面ではフライトがありませんが、ログがあれば表示されます)



この状態でエンターキーを押すとメニューが下部に表示されます。メニューの Generate IGC を選択してエンターキーを押すと、IGCファイルが生成されます。



お疲れ様でした。


Kontainer V4のライザーガイドスリーブのセーフィティーノート


V4 Kontainerにレスキューパラシュートを設置する際のパイロットのフィードバックに従い、正常に動作することを確認したところ、ライザーガイドスリーブにわずかな欠陥があることがわかりました。
レスキューパラシュートが実際に使用された場合、機器の損傷につながる可能性があります。
レスキュー パラシュートの正しい開傘にリスクはありません。
ただし、ライザーがブライダルカバーから正しく出ない可能性があるというリスクがあります。

対応方法

欠陥を修正する為、次の手順に従ってください。


Kontainer V4を開き、スリーブがベルクロで接続されている中央部分を確認する。


スリーブからはみ出したジッパーの「短い」部分をハサミで切り落とす。


ジッパーがスリーブと同じ高さにあること、およびジッパーを完全に閉じたときにスライダーが反対側の所定の位置にとどまっている事を確認する。


FLYMASTERのバッテリー膨張についての注意喚起


FLYMASTERに限りませんが、リチウムリチウムポリマーバッテリーを使用するすべての機器においてバッテリーの膨張は比較的よく見られる現象です。
特に、使用から時間が経過した機器(FLYMASTERの場合はNAVシリーズ、SDシリーズの初期でバッテリーを交換していないものなど)に発生する可能性がございます。

この問題の原因は、ある条件下での電池使用によるものです。
また、発火の危険性も特定の条件下でのみ考えられるものであり、比較的低いものです。

バッテリー膨張で起こる現象や兆候

バッテリーの膨張は徐々に発生しますので、比較的少ない膨張では気づくことはできません。
しかし、限度を超えると写真に掲載したように液晶パネルを破壊してしまうことも起こります。こうなると、単にバッテリーの交換にとどまらず、液晶パネルの交換も必要となり、修理も高額となってしまいます。

バッテリーが膨張し始めると、なんとなく本体が膨らんだ感じがします。その後、液晶パネルを圧迫し始めると表示部分に青い領域が現れます。こうなると既に赤信号です。

そのような状態になってしまった場合は、大変お手数ですが一刻も早く本体裏ブタのネジ4本を取り外し、本体下部と上部を分離することとバッテリーのコネクタを外してただけるようにお願いいたします。
その状態で液晶に青い領域が現れなければ、液晶はセーフの可能性が高いです。
あとは、バッテリーを注文(お買い求めのスクール様へご用命ください)していただき、交換していただくこととなります。
バッテリーを交換し、表示も問題なければ液晶は壊れていなかったことになります。


バッテリーの管理方法

バッテリーは以下のように管理されるのが望ましいとされています。

◆極端な環境温度は避けてください

お使いの機器は、5°~25°Cを理想的な快適ゾーンとして、広い範囲の周囲温度で良好に動作するように設計されています。特に、35°C以上の環境温度に機器をさらさないことが重要です。これは、電池の容量を損傷する可能性があります。この場合、バッテリーの容量が低下する可能性があります。高い周囲温度でデバイスを充電すると、さらにダメージを受ける可能性があります。高温の環境でバッテリーを保管することでも、バッテリーに損傷を与える可能性があります。非常に寒い環境でデバイスを使用すると、バッテリーの寿命が短くなることがありますが、この状態は一時的なものです。バッテリーの温度が通常の使用範囲に戻れば、性能も通常通りになります。

◆機器を長期保管するときは、半充電で保管する

機器を長期保管する場合、環境温度と保管のために電源を切ったときの電池の充電率という2つの重要な要因が、電池全体の健康状態に影響を与えます。そのため、以下のことをお勧めします。
機器の電池を完全に充電したり、完全に放電したりしないでください - 約50%まで充電してください。電池が完全に放電した状態で機器を保管すると、電池が深放電状態に陥り、充電ができなくなる可能性があります。逆に、満充電の状態で長期間保管すると、電池の容量が低下し、電池の寿命が短くなることがあります。
32℃以下の湿気のない涼しい場所に置いてください。
6ヵ月以上保管する場合は、6ヵ月ごとに50%まで充電してください。

今回、このような事例が発生しておりますので注意喚起としてお知らせいたしました。
安全にお使いいただくために、内容をご理解いただければと思います。


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